Depression Rites : normal condition
工場敷地内で子猫を見る。
朝方に道を横切るのを見かけたが、昼頃には別の場所で同じ子猫がいたのだが…
2時就寝、寝付けず、6時起床。
睡眠時間、不明。おそらく2時間程度か。
…
連休明けの朝方、さぁ、仕事だと物品の移動をしようとしていたら、
近くの建屋の隅から灰色っぽい物が出てきて、トトトトッ、と歩き始める。
ありゃ? とよく見たら灰地に黒模様のトラ縞子猫だった。
遠目から見ていたのだが、それなりに警戒しているようで、
10m幅程度の道をサッと走り抜け、向かった建屋の隙間に入っていく。
もしかしたら人気のない連休中に迷い込んだのかもしれないが、
工場内で四つ足の生き物を見かけたのは久し振りだった。
…
ここ近年で建物が増築されエプロンが拡がり、緑の部分が減る前までは、
飛行場の緑地帯などに兎やキジが住み着いていて、一時期は狸もいたらしい。
一昔前には自分もエプロンを横切っていく兎を見かけた事があるし、
週初めのエプロン清掃では兎の糞や肉食動物の糞が見つかったりして、
極めて局所的ではあったのだけれども、それなりに自然を感じる場所もあった。
しかしながら、最近の工場拡張に伴いそれらの動物を見る機会が減った。
…もしくは、自分が知らないだけで、まだ何処かにいるのかもしれない。
…
だがそれとは違い、子猫の場合は何所からか入り込んだと思えたが、
何となく歩き方などを見ていると周辺の場所や建物に慣れた様子であり、
もしかすると親猫共々、工場内敷地の何処かに住み着いているのかもしれない。
無論、誰かが連れてきたとか、飼っているというのは考えにくく、
野良の子猫と考えた方が自然だと思う。
…いずれにしろ悪さをしない限りは問題ないと思うのだが、
ちょっと朝から見るのは普通の状態じゃないなぁと感じ取った。
…
で、
昼からも仕事で外に出たら、違う場所で同じ子猫を見る。
今度も建屋から建屋へ歩きわたり、慣れた感じで隙間に入って見えなくなった。
感じとしては歩き慣れた場所を通るかの如くの振る舞いで、
迷い込んで、始めて通り抜けたような雰囲気には思えなかった。
…コレは間違いなく工場の何所かをねぐらにして住み着いてるな、と確信する。
その昔にも、猫が住み着いてて、あーだ、こーだ、となったが、
結局その時の猫もどうなったのか分かっていない。
もしかすると工場、及び飛行場内で野生化しているような気もする。
元来、工場には鼠とかが住み着き、その手の餌には事欠かないかもしれないし、
飛行場緑地帯に出れば、さらに多くの生き物を狩って生活できるかもしれない。
いずれにしろ、人間に捕まえられなければ、何とかなりそうな気がする。
…
しかしながら、この状態で良いのか? とは言い切れない。
古い工場ならば生き物の1頭や2頭程度住んでいても不思議ではないが、
昼間から子猫が散策しているのを2度も見るような状況では、
ナニかしらの工場環境に問題があるのではと邪推してしまうが、考え過ぎか(w
モノの往来が慌ただしく、人々が忙しい中で、
日中から子猫が遊ぶ呑気な一面もあって良いのかもしれない。
とりあえずは誰にも掴まらずにいて欲しいモノだなぁと思うが、
あの子猫を再び見る事はもう無いかもしれない、と意味も無く思ってしまう。
いずれにしろ何のトラブルもなく逃げてくれれば、と祈るばかりである。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント