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2011年6月 5日 (日)

スノコベッドスピーカー TangBand W4-930SA使用 製作記 その2

さて、前回記事より一週間経ってしまい、
その上に実際に製作した時期からもだいぶ立ちましたが、
元スノコベッドだった革張りスピーカーの製作記。

今回は組立について記したいと思います。

ちなみに木工については素人ですので、
技術は追いつかず、手順も違うかもしれません。
参考にはなるかもしれませんが、真似するとたぶん、失敗します(;^ω^)

(修正2011/07/16、誤:タイボンド、正:タイトボンド)

5月5日。

そもそも、このスピーカーを作るのに参考にしたのは、
エンクロージャー設計支援http://www.asahi-net.or.jp/~bk3k-andu/
上記サイトにあります「sped」というプログラムでした。

作りたい形式と、リストから使う該当ユニットを選んで、
適当に大きさなどを入れ込むと、予想される音質を表示するという物。
今回はコレを用いてみました。

30simg_2512

で、H30cm x D20cm x W20cmの大きさで、
適当にユニット位置とポート位置等を求めた結果がコレとなりました。
…まぁ、実際のユニットと比べて高域の方は当てにならないのですが、
中域から低域の繋がりは視覚的に分かるので、サイズ、ポートについては重宝します。
しかしながら、実際に組み立てて分かった事ですが、絵は参考にしない方がヨロシイかと。

30simg_2513

まぁ、他にも色々とシミュレートした結果、簡単そうな数値だったというのが決め手で、
デザイン等もまるっきりプログラムまかせでした。
ある意味、それが美観的敗因かもしれません(w

30simg_2514

上記は今回使ったスピーカユニットの詳細。
実際はコレの前型式になる930SAとなりますが、ほぼ変わらないでしょう。
今の型番はW4-930SGになるのかな?

では先を続けます。

30simg_2515

まずはバッフル面のスピーカーユニットとバスレフポートの穴開けから。
上端部にマスキングテープを貼り、そこへマジックで中心を取ります。
同様に下端部にも同じコトを行います。

30simg_2521

それに合わせて、だいたい中心位置を目指すぐらいでテープを貼ります。
…余談ですが、このだいぶ後で1mm程度のズレを見つけ、原因を追及していったら、
なんと金尺(サシガネ)の方に狂いがありまして、驚く事に(w

30simg_2525

中心点やユニット、バスレフポートの中心を書き込みます。
(注: サシガネは切り出した木材に引っ掛けて使うのが間違いない。
   今回は、精度を出していないので上下の中心点を結ぶのに使った)

それでは、いきなり孔開けから(w

30simg_2529

ユニット用の孔は今回も自由錐を使用。
材料の固定は必須だが、クランプ等をあまり近づけないように。
不意に接触する原因にもなる。
また、自由錐用の安全カバーがあると尚よろしいのだが…(苦笑

30simg_2532

まぁ、深く考えずにガーッと切ります(←安全は考えろよ!

斜めに構えると錐が片当たりして、円周の切り込み量にバラツキが出ます。

また、初めはドリルを遅く回転しがちですが、
初めから高回転の方が安定して切れ、食い込み量も少なくて済みます。
遅いと稀に跳ね飛ばされる事も…

30simg_2533

途中まで切り終えたら、一旦停止。

30simg_2536

材料(バッフル面)をひっくり返して、センターホールに中心ドリルを突っ込み、
同じく自由錐で円周を切っていきます。

コレは一方向からだと突き抜けてバリ等を生じ、割れの原因になったりします。

30simg_2537

無事貫通しました(w
周りの切り子がヒドイです、カバーが有った方がよいのですが(苦笑

30simg_2540

で、今回用いるW4-930SAを持ち出しました。

30simg_2543

実際に孔へ入れてみて、問題ない事を確認します。
小さければ削るなりできますが、孔径が大きすぎたらどうする? 位置から作り直し?

それにしてもスピーカーユニットのフランジがペラペラで薄いコト(;Д`)
コスト削減には役立つが、大音量ではビビルのでは無かろうか…

30simg_2544

次にバスレフポートなのですが、
ココはコンパスを使う他有りませんでした。

30simg_2549

ペンで墨着け。
直径が33mmなので自由錐(自在錐)でも、トリマーでも不可能。
…テンプレ使えばトリマーでも可能でしょうが、そこまで作る気になれなかった。

30simg_2551

…と言うワケで、原始的に孔を開けて、それをつなぐ事に。

30simg_2555

まぁ、こんなモンかと(;^ω^)

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ノコギリや糸鋸も入りませんでしたので、木工ヤスリで頑張ります。

30simg_2562

単に孔と孔を繋げるだけでしたので、この様な感じに。

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コレをヤスリで円周を成形します。

30simg_2565

出来上がり。
内面は軽くサンドペーパーでならします。

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気が早かったかも知れませんが、バスレフポートの取付を。

適当に場所を決めて、ケガキました。

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フリーハンドですが、とりあえず修正しつつ(汗

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そこに紙管を入れ込みますので、彫刻刀で縁を彫っていきます。

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板厚半分、と言うか貼り合わせたスノコ板一枚分を彫り込みました。

30simg_2571

突っ込む方の紙管です。
元は何が巻き付けてあったのか憶えていませんが、
廃品利用である事は間違い有りません。

バッフル面からの長さがポート長になりますので、その点も計算して切る位置を決めます。

30simg_2574

今回は良い道具がなかったので、ノコギリで切断。
このまま真っ直ぐ下に切らず、円周上に回しながら縁をなぞるように切断します。
その方が切り口が斜めにズレるのを防ぎます。

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とりあえず仮付けです。
バッフル面に入らなかったり、きつかったりしたら、彫り込みで調整します。
緩い場合は接着後にパテ埋めでもしますか(苦笑

30simg_2579

で、紙管のままでは硬さに心許なく、内面がざらつくので、
シーラーにて固める事にしました。

コレは以前使った漆塗り用の下塗り剤、その残りですが、
水性ウレタン樹脂の速乾性なので、内側になる部品ですからコレで充分です。

30simg_2581

ペタペタ塗っていきます。

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内側もしっかり塗ってから、カップに入れて、暫し乾燥させます。

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乾けば、カチカチのツヤツヤになりますので補強には十分と判断。
…塩ビ管の方が良かったかもしれませんが、今回のコンセプトが廃品利用ですから(;^ω^)

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タイボンドにて接着させます。
コレも乾燥するとカチカチに固まります。
白い木工用ボンドは弾力性がありますが…

30simg_2587

しっかりと隙間無く突っ込みます。
多少の隙間ならばタイボンドが残ってくれて隙間を埋める(ハズ)

30simg_2589

内部の方は取付部分にブチルゴムを巻いて補強してみました。
音質的にはどうなるのでしょうかね? 少しは良くなると良いのですが…

30simg_2590

次に背面のターミナルを取り付ける孔を作ります。
コレは今回使う、スピーカーターミナル。

30simg_2591

以前遊びで使ったLS300から流用。
元々、部品取り目的で購入した経緯がありましてー

30simg_2593

それはさておき、背面も中心線を書き入れます。

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不格好ですが、予め型どりした段ボール紙を用いて孔開け位置と、形を決めます。

30simg_2595

とりあえず直接板にはケガキませんでした。
隣は、色々と省略しつつ、場所決め。

30simg_2597

コレもバスレフポート同様に、孔を開けてからそれを繋ぐように切る方法をとりました。
…今更思うに、これこそトリマーを使えばいい練習になったと思うのですがね…

30simg_2598

ドリルは15mmを使用、四隅縁にかかるように8箇所開けました。

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細めの工作用ノコギリでドリル孔を繋いでいきます。

30simg_2602

加工後は四隅のR部分等に切り残しが出来ます。

30simg_2603

それらを頑張って木工用半丸ヤスリで削り、成形していきます。

30simg_2609

チトきれいに仕上がりませんでしたが、こんなモンかと(w
下側に「バスレフポート」の文字がありますが、
ポート位置にターミナルが来て、配線が空気の動きを邪魔しないように注意しました。

30simg_2610

センター出し等を経てから、ターミナル取付位置を決めます。

30simg_2613

ターミナルをテープで固定して、ドリルで木ネジの下穴を開けます。
…なんか、ドリルが斜めっぽいが、大丈夫か? (w

30simg_2614

テープ等を取り払うとこの様な感じに。

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この時点で、組み付けてみました。

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出来上がりを喜び、無駄に掲げてみる(;^ω^)
ターミナルの向きが間違っていない事を確かめた、と言うのも有ります。

…しかし、まだこの段階では「革張り」の発想はありませんでした。

5月8日。

箱を仮組みして、配線を作るところから始めます。

30simg_2625

余裕を見て30cmとしてみました。
取付取外が行いやすい用に、と考えたのですが、後から考えれば無意味でしたね(苦笑

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何も考えず、ちょんちょん切っていきます。
この配線はまだもう少し残っているから、あと幾つか作れそう。

GW連休に買ったベルデンのケーブル、そのまま残ったが、普通に使おうかな…

30simg_2631

端子の選別。
ターミナル側が+、-共に中型ファストン端子。
ユニット側が+は中型、-側が小型ファストン端子となる。
…まぁ、間違えてつけるコトは無いと思うのだが…

30simg_2633

加工前に、先に忘れないようにスリーブを入れておく。
…よくポカミスで、入れ忘れるんだわ(;´Д`)

30simg_2635

あとはワイヤー用プライヤー(正式名称は何だ?)を用いて、被覆を剥いて、

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配線を入れたファストン端子をカシメる。
…カシメる前に少し小細工してますが、
あとからそんなコトせずとも問題ないと気がついた。

それと工具が汚れて見苦しいが、お許しを。

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はい、終了。
慣れれば大したことのない作業なのですが、慣れるまでがチト面倒かも(w
特にカシメの時は素線が数本外に抜け出てしまっている時があるので注意。
カシメ後はどうにもならないので、はみ出た分は切って捨てましょう。

30simg_2670

さて、今度は箱を接着して作ってみますか。

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底辺を塗って、

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貼り付ける。

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また次の板にタイボンドタイトボンドを塗っては、

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貼り付ける……と言った具合に、順番にノラリクラリと組み立てていきました。

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最終的には、ハタガネ等で締め付けたのですが、数が足りず。

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一応、形にはなったのですが…

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アレーッ? どうしてこうなった orz
仮組の時はピッタリと組み合ったはずなのだが、
接着しているウチに狂った模様で、もうどうにも誤魔化しようがない(´Д⊂ヽ

1つ1つ継ぎ合わせたのが、失敗の原因だったのか?
ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!! もうどうしてくれよう?

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急遽、接着剤と切り屑を混ぜ合わせた応急用パテを作り、隙間を埋めました。
それが側面と天板との継ぎ目にある黄色い部分。

…あとから木工パテで成型しよう…

5月10日

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2本目に移ります。

今度は一旦全ての板材に接着剤を塗りつけてから、一気に組み上げる方法に。

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塗って、

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塗ってを繰り返して…

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一気に組む!

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ハタガネで締め付けながら調整。

(注: やるならばスコヤなどを用いて直角が出ているか調べる必要がある。
   部品切り出しの時に精度を出していなければ意味は無いが、
   それでも悪くなるよりマシである)

30simg_2729

最終的には、こうなった。
底板は初めのウチに行ったので、だいぶ固定されたが、
一番最後に取り付けたのが天板だったので、ハタガネが集中している。
…と言うのも、歪みがあった、と言う話しで(;´Д`)

5月11日から12日かけて

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取り外して接着は終了。

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思うところ有ってターミナルを取り外す。

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2本目の天板だが、やっぱり上手くいかなかった。
どうしても隙間が出来てしまう。

今更ながら、始め板を作っている段階で、なぜ精度を出さなかったのかと、後悔しきり。

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とは言え、何もしないというワケにも行かず、パテ盛り開始。

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…気がつけば、グダグダな状態(恥

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無論、2本ともパテ盛りしました。

5月12日から13日にかけて。

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乾燥後、サンダーで表面をならす。

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途中から台へ直置きすると台まで振動が伝わりうるさいので、スポンジを敷設。

…この夜は、コレだけで終了。

この後、塗装する稼働のように処置するかで悩むが、
ハンズで革の端材を購入している事から、革張りを決意する。

しかし、実は側面用の同一の革材が足りない事に気がつき、
後日、再びハンズへ足を運ぶのであった…

以上、組立編でした。

次回は革貼り等の作業で、終了予定です。
…しかし、実質時間がかかったのもこの作業でありまして、
どの様に記事を作るか悩み中です。

それでは次回もよろしくお願いします。

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