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2010年10月31日 (日)

秋の犬山祭 その4 夜車山

では、前回記事より時間がたってしまいましたが、
2010年第10回秋の犬山祭、車山揃え、夜車山をお送りします。

時刻は17時15分頃。
まだ少しトラブルのある車山もありますが、ほぼ提灯は取り付けられました。

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予定では17時45分、提灯点灯開始とあります。
時間はまだありますので、ゆっくりと待つ事にしました。

秋の日は釣瓶落とし、という言葉もありますが、日が落ちるとスウッと暗くなっていきます。

そして17時30分。

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少し予定が早いのですが、提灯点灯が始まりました!

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提灯は一つ二つとその灯りの数を増やしていきます。

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何か下から呼ばれたのでしょうか?
テコさんが提灯の隙間から身体をせり出しています。

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西側の4輌にも灯が点り始めました。
周りの人達もにわかに活気づきます。

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「遊漁神」で提灯に灯が入るところを狙ってみました。
提灯の奥で慎重に作業を進められてる顔が見えました。

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こちらでも次第にその数を増やしていくのですが…

「國香欄」の提灯にはまだ灯が点りません。

祭運営側でも焦ったのでしょうか、
放送で「練屋町の方々は、急ぎ、提灯点灯の方をお願いします」などと流れました。

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慌てて「國香欄」に乗り込むテコさん。
おそらくは事前のスケジュールと、最新の状況とで差違があったのかもしれません。
先にも書きました通り、パンフレット上でも17時45分点灯となっています。
そして現在は17時40分頃。
何処かで連絡ミスがあったのかもしれませんね。

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無事、他と少し遅れて「國香欄」にも灯が入りました。
提灯点灯開始より、まだ10分しか経っていませんが、作業の進み方は早いです。

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次第にその数が増えていく「國香欄」の提灯。
ちょうど作業をしている手がのぞいています。

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そう言う訳でもなかったのですが、重点的に「國香欄」の動きを追いました。
***を探せ! ではないですが、提灯の隙間より顔が見えます。

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同じくアップで撮ってみました。
…残念ながら提灯の方にピントが合ってしまいましたが、作業の様子が見えます。

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こちらでは中山から下の提灯に火を入れています。

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そして町名を表示した大提灯にも灯を入れます。

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提灯を伸ばして下の金具に取り付けているところですが、
何か下の人と話をされているようです。

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南側の車山には、ほぼ綺麗に提灯が点りました。
トラブルで燈籠が遅れていた「西王母」にも無事に取り付けられて、灯が入っています。

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一方、こちらでは大提灯の向きを微調整しておられました。
この様な作業は余念無く行われています。

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さらに上に目を向ければチャッカマンを持つ手が見えました。
「そっちの方は、どうよ?」…と、言ったトコロでしょうか(笑

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…と言う事でもないのでしょうが、ほぼ辺りの提灯は明るくなりました。
チャッカマンの火を消し、他の状況を伺っているようです。
そこから見える光景はまた別格だと思いますが、これは作業者の特権ですね。

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17時50分過ぎ、「國香欄」も一部を残してほぼ灯が点りました。

私はここで場所移動です。
混雑する人の合間を抜け、針綱神社前の交差点へ向かいましたが、
そこでは、もう人で溢れかえっていました。

18時前、いよいよ夜車山が始まりました。

FLASHのパラパラアニメで申し訳ないですが、雰囲気が伝わればと思います。
車山が動き、提灯が揺れ、人々の歓声が沸き上がります。

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一番始めに動き出したのは外町の「梅梢戯」。
思ったより速く進んできました。

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全体を見渡すとこの様な感じになります。

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そして交差点まで進んできて、一旦停止し…

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前輪を持ち上げて、向きを豪快に変える、どんでん!
歓声がわっと上がり、拍手で迎えます。

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そのままの勢いで前を通っていきました。

後ろには「壽老臺」が控えています。

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交差点で一端止まり、人払いをしてから…

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グッグッと迫ってきて…

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見事に向きを変えました。

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そして歓声の中、目の前を通っていきました。

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3番手には「綘英」が続きます。

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他の車山も動いてきました。

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ちょうど良い具合に止まったので、下山の子供達を撮しました。
豪華な金襦袢がひときわ目を引きます。
電飾で飾り付けるのは最近になってかららしいです。

また、この金襦袢、一着で200~300万円とも言われているそうです。
車山だけではなく皆が皆、縁起物であり連綿と受け継がれた歴史でもあります。

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…で、止まったまま、動かないのでどうしたのかと思ったら、

「人が上に乗ってるから、おろせー」との声が。

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急ぎ降りる方が(笑
上で火が消えたり、風で提灯が揺れて燃え上がったりしないように監視していた模様。

そして…

綺麗に向きが変わりました。
…音があれば最高なのですが、カメラでチビチビ撮っているだけですのでご容赦を。

と言うか、こう言うときほど高性能のビデオカメラが欲しくなるのだが、
お財布の具合にとっても痛いので、無理ッス(;´Д`)

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「綘英」が前を通っていきます。

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カメラを下に向ければ、テコさんが頑張っておられました。

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押す側も力が入ります。

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「應合子」がやって来ました。

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交差点で止まり、先にいった「綘英」との間を計ります。
それ程に各車山の動きは速く、次々と状況が変わります。
そのため前の車山との間隔が十分でないと、勢いよくドンデンできなくなり、
そのままの勢いを保って進むのでスピードが落ちてしまいます。
故に、十分な間隔をとってから、一気に行きます。

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見上げる子供と、その親の背中。
親から子へ、子からその子供へ、受け継がれていく歴史文化があります。

そして男は車山を担ぐ!

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車輪が浮き上がり、豪快に進んでいきます。

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暗くて見難いのですが、押す方だって負けちゃいません!

ふと、興奮冷めやらぬ中、カメラの向きを変えました。

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次々と向かってくる車山。

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交差点では「西王母」が迫ってきていました。

前が持ち上がってから、グンッと向きを変えます。

解りにくくて申し訳ないです。
テコさんが棒を押し上げて、完全に前車輪が浮いたまま進んでいきました。

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歓声も車輪も上がり続けたまま。

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力自慢のテコが梶棒を押し、
車輪の下に棒を入れて突き上げ、テコの原理で車輪を回す。
後方は前よりも人数が少ない分、その働きは十人力に。

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そして車山は、進みます。

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「咸英」が来ます。

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子供達の金襦袢に見とれていたら…

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止まることなく、

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それは一気に来て、カメラを持ち替える事が出来ず、
連続で写真が撮れませんでしたorz

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その上、ここまで近づいています。
勢いに呑まれると、車輪に轢かれてしまうほどです。

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その勢いを殺さずに、一気に駆け抜けた原動力。
他の車山よりも後方の人数が多いです。

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そして、「住吉臺」がやって来る…
その後ろには間を置かずして、「宝袋」が。

これも、それ程間を置かずしてドンデン。
実際のトコロ、上の動画では止まっていませんでしたが、1~2分停止していました。

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持ち上げるテコさんの数。

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突き棒で車輪を転がす人もいましたが…

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傾いていて申し訳ない。
梶棒を押す人は2人だけ!
しかも、この2人だけは白い半纏を着て、特別だ、と伺わせます。

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ただただ、絶句。

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指が勝手にシャッター切ってました。
カメラの向きも考えずに…

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気が付いたときには、「宝袋」はすぐそこでした。

これも持ち上がってからスムーズに動いていきました。

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「宝袋」を追う暇もなく、「眞先」がズイッと近づきます。

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人払いをしながら、次第に大きくなる…

前輪が持ち上がり、拍手喝采。
動き始めれば歓声が上がり、車山が動いてくる…

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そして、各々がその後を付いて歩いていく。

写真にはおさまっていませんですが、この車山が動いた後を人々が付いて行きます。
誰という訳でもなく、人だかりを連れて動いていきました。

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枝町の「遊漁神」も来ました。
残すところ、この2輌となります。

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交差点に入ってきました。

で、

この「遊漁神」も速かった…今回最大の失敗orz

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カメラのメモリー書き込みが間に合わず、途中失敗し、
復帰したら、もう「遊漁神」は目の前でした。

この一枚が撮れただけでも良し、としたい(涙

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こちらも後方の人数が多かった。

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そして最後の「國香欄」。

見事に大取りを飾りました。

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掛かる歓声も大きい!

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…そうして、全ての車山が城前広場から去りました。

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本町通りは、夜車山で照らされます。

最後にチョット移動して、秋の雰囲気を。

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里にも本格的な秋がやって来ました。

オマケです。

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帰りの道はこんな状態で、容易には通り抜けできそうもありません。
出来る事ならば、近づいて各車山の様子などを撮りたかったのですが、
チョット自信がなかったので、迂回して、先を急ぎました。

とりあえず、メインとなった城前広場からの移動はこの様な感じでした。
この後は各町内へ車山が向かうのですが、それをどこまで見るかも決断のしどころ。

この時点で19時20分頃。
私は次の目的地へ向かいました。

と言う訳で、もう1回だけ続きます。
今度は余坂町の「宝袋」に付いて行きました。

この記事は次回となりますが、しばし時間を頂くかもしれません。
出来れば忘れ無いウチに掲載できればと思っています。

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コメント

 竿灯のような雰囲気で、これは1度見てみたいです。
 酒を呑みながらのんびりね。

投稿: おかず | 2010年10月31日 (日) 19時38分

素晴らしいです。
別世界に見蕩れながらお写真みせていただきました。

投稿: たけちゃん | 2010年10月31日 (日) 19時43分

記事をアップロードしてから、
ようやく本ブログを編集状態から通常の状態で見ました。

…何かと失敗していて、思ったように上手くいかないなぁ、と(;^ω^)

>おかず様

お酒を呑みながらのんびり、とは無理ッスねぇ(w
なにせ、凄い混みようで持っている物を、
他人に当てないようにするのが精一杯です。

それが出来るのは本町通り、沿道の住民のみなのですが、
これはもう町ぐるみの祭なので、誰もがそんなところにいるハズもありません。

犬山城下町としては、春の犬山祭が一番大事ですが、
この秋の祭も同様に一大事なので熱の入り方が違いますよ。

故に一杯するにも、本気でイカンと(笑

>たけちゃん様

ようこそおいでくださいました。
ご覧頂き、お褒めに預かる事ができて、とても嬉しいです。

このお祭りは春と秋とありますが、
本来のお祭りは春の犬山祭が神事と言う事になります。
秋の場合は、技術の伝承と観光目的でしょうか。
歴史的に春が376回、秋が10回ですから雲泥の差ですね。

それ程にこの様な小都市で歴史あるお祭りがある事は凄いと思います。

さらに言えば、昼と夜とで祭の顔が違うんですよ。
昼は豪華な幕を纏い豪奢な感じですが、夜は揺れる提灯で幻想的です。
まぁ、移動の際のダイナミックな動き、車切りや、ドンデンは昼夜行われますが、
見せ物としての力のは入りようは、俄然夜が力強くて勇壮ですね。

一つ補足しておきますと、車山と書き「やま」と呼びます。
他では山車で「やま」ですが、車山は犬山独特の呼び方です。
高山祭などもありますが、日本におけるカラクリは犬山だけで8割方見た事になります。

都市としての規模は、たかだか7万5千人程度ですが、
そこに根付いている歴史は都市の規模では表せませんね。

今は、せっかく東海地方にいますから、お伊勢さんとかも行ってみたいです。
この地方は、歴史文化、商業、工業共々見所が多すぎて迷ってしまいます。

ゆえに、どうか、たけちゃんの観光希望地の一つに加えて頂ければ幸いです(笑

投稿: ひろひら | 2010年10月31日 (日) 20時51分

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