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2010年10月28日 (木)

秋の犬山祭 車山揃え その3 提灯取付

では、前回の続きから。

各車山とも準備で忙しい中、自分は場所を移動して、
「國香欄」の方へ向かいまして、改めて提灯取付作業を見ようと思いました。

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こちらでは、下山の下側に提灯が用意されて、
前側には大提灯をぶら下げる為の竿を立てている段階で、
本格的に燈籠や提灯の取付まで行っていない状態。
…ただし、欄や屋根には提灯を取り付ける桁が組み上げられているので、
もうすぐ提灯等を本格的に取り付けられる直前と言ったところでした。

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ちょうど中山では桁の固定を行っている最中であり、
この作業は補強用の桁を紐で固定している様子です。

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左側も同様に作業が進められています。
大提灯用の竿の取付も紐ですが、今取り付けている桁が貫通されて固定されています。

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上山の方は準備OKでしょうか?
隣の「遊漁神」との間隔が結構狭くて、下から見上げると飛び移れそうなくらい。
…それにしても上山の位置が結構高い事が分かります。

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準備が進みつつ、今度は行燈の車山名表示用の障子が持ってこられました。

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上側からスリットのように差し入れるみたいです。

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その後、町名表示用の大提灯が取り付けられるところでした。

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下と上で金具によってひっかけるみたいです。

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右側も取り付けていますが、
「向きはコッチか?」みたいな感じでしょうか。
下側の金具はまだ取り付けられていません。

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それを下側から取り付けて、細かい修正を行っているようです。

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終了後、いよいよ燈籠と提灯の取付が始まります。

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まず先に始められたのは燈籠を上にあげる事でした。

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順次、燈籠が運び込まれていきますが、桁の補強には余念がありません。
なにせ紐のみによるモノなので慎重に超した事はないでしょう。

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とは言え、ホイホイと燈籠の山を受け渡していく様は手際が良く、
見ていて飽きる事がありません。
…と言うか、どれだけ上にあげるのでしょうか? 結構な量です。

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若い衆を見守る背中。
進捗状況を見て作業の段取りを考えているように思えます。

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他の車山の状況も分かるように、引いて写真を撮ってみました。
…この通り、「國香欄」この中では一番遅かったのですが、
おかげでジックリと見て楽しむ事が出来ます。
周りの方々も「そろそろ、どうや?」と言った感じでしょうか。

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上山の燈籠はもう十分のような感じであり、
状況は中山の方へ移っているようです。

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上山での燈籠の数はほぼ揃い、中山の方に取付作業が移っています。
また、中山の欄に取り付けられた桁に提灯がぶら下げられていき、
下山の方はほぼ準備できたと言うところでしょうか。

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下山と書かれた長持。
中の提灯はほぼ出てしまい、空になったようです。

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上山と中山で、順次作業が行われています。
特に上山では桁に燈籠を取り付けただけでは作業は終わっていません。

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上山の方です。
車山側の欄に紐を取り付けています。

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紐が何所を通っているか分かるでしょうか?
この燈籠が落ちないようにする為に紐で内側に引っ張っているようです。

作業は高所でもあり危険と隣り合わせ。
後ろの方が安全の為に腰ひもを掴んでいます。

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おおよそ全ての燈籠が取り付きました。
残りは手前の一つでしょうか。

他の状況はこの様な感じで、「西王母」と「國香欄」が提灯取付までは、まだです。

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そうして、いよいよ提灯となる訳ですが、
ここで用いられたのが竹竿!

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この様に竹竿の先に引っかけておき、直接上山へ持ち上げました。

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下では竹竿の先に提灯を取り付けて準備しています。

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それを上でとっては、各人に手渡し、トントンと作業が進みます。
時々上から「3連、が2つ!」、などと注文の声が響きます。

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竹竿は直ぐに上がり、提灯は直ぐさま各作業者に手渡されます。

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おかげで提灯の取付は、あっと言う間に進んできます。

…で、

コレが上ばかり見てるのでは勿体なくて、
下の作業も手際よく、そしてダイナミックなので、是非見て欲しい!

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注文された提灯を取り付けて…

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そいや! と釣り上げる!

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その高さはビルの3階以上なのですが、実に正確に上山へ提灯が届けられます。
コレは見ていて面白く、実に見事な妙技でした。
何よりダイナミックな動きですので、このワザを見逃すのは勿体ない気がしますよ。

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そうして、どんどん作業は続きます。

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中山の方でも作業は続いており、燈籠を固定していきます。
作業されている方が紐の束を持っていますが、全て使われるのでしょうね。

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再び地上の様子。

竹竿を持つ方はベテランの域の年齢に見受けたのですが、
休むことなく正確無比に提灯を釣り上げて届けていきます。
力と技が伴っていないと、この役目は出来ないように思われました。
本当に見ていて、素晴らしく思いましたね。

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地上から全体を見渡すとこの様な感じです。
車山と人との対比、そして提灯を上げる為に使っている竹竿の長さ。
ちょうど、「國香欄」が端にいなかったら、見る事が出来なかったかもしれないと思うと、
この作業を見に来ただけでも、祭を楽しんだ気分になります。

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上の方から、声が掛かります。
そろそろ上山の提灯取付は終わりでしょうか。

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上山一段落して、一休みです。
竹竿の長さがいっそう際立ちます。

時間帯は17時前なので、そろそろ日も傾き始めます。

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中山の準備が終わったようで、後は提灯待ちです。

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そして中山用の提灯の長持が運び込まれました。

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中にロウソクを取り付けてから2連、3連と紐でぶら下げていきます。

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そして再び竹竿の出番。
長さを調整して持ち上げます。

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ようやく中山でも提灯取付開始です。
…とは言え、始まれば作業は早いのですが( ^ω^ )ニコニコ

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「どうよ?」、みたいな感じで幕から人が出てきました。
上山の人が中から下に降りたのかな?

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そして、人数が増えれば、作業も進む。
どんどん持ってこい! と言ったところでしょうか。

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前から後ろからと、竹竿は動きます。
この辺の動きは、流れ作業的にホイホイ進んでいきますので、結構面白いですよ。

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そうして16時55分頃、細かな調整を行いつつ、作業は終了しました。
見事に4輌の車山に提灯を取り付ける事が終わったのです。

果たしてここまで、どれほどの時間で終わったと思われます?
1時間?
1時間半?

…実は、この記事「その3」の初めの写真から、
この写真までの作業時間は約25分ほどなのです。

このスピーディな動きは、私たちの目を楽しませてくれました。

が、

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「西王母」が一番遅れてしまい、急ピッチで作業をしています。

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アップにしてみました。
きっと、他と見比べて大焦りだったと思います。

どうも後から写真で解ったのですが、燈籠の取付がまだ行われていません。
何かトラブルで燈籠の到着が遅れたようです。

おそらく燈籠をギリギリまで待っていたのでしょうが、
他の車山との遅れから判断し作業手順を変更して、先に提灯を取り付けている模様。
夜車山まで時間はありますので、焦らずに頑張って欲しいところです。

さて、次回は提灯点灯から夜車山、移動と、どんでん等を掲載したいと思います。

ただし分量等で時間が掛かってしまいますので、数日は時間が欲しいところ(;´Д`)

次回は本番ですので、記事掲載まで多少時間が掛かってしまいますが、
もし良ければ、つぎの「その4」を忘れずにご期待ください。

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