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2010年7月 5日 (月)

Depression Rites : normal condition

本棚に置くレモン爆弾ではないが、
ちょっとした場所にでも自分の存在がある事を確認したい。

1時半就寝、2時半まで眠れず、6時起床。
睡眠時間、3時間半。

朝、会社に行く前の準備で、手持ちの資料をバックに詰め込む。
昨晩の寝る前に仕事に関係しそうな本を幾つか選んだ。

その数、6冊。
大したモノでもなく、基礎的な内容が主ではあるが、
今のところ自分の探した中ではコレが精一杯の数だった。
とりあえず置く場所も困るだろうから、本立てもバックに突っ込んだ。

そのまま、いつもよりもズッシリと重いバックを持って出勤する。
はたしてコレがどの程度の力になるか解らないが、
自分の居場所の確保と、ささやかな存在感になればと思う。

肩にくい込むバックのベルトが少し痛いが、
ちょっとした悪戯心ににも似たようなワクワク感で足早に会社へ向かった。

職場に着いてから一番先に重い荷物を置き、バックから資料と本立てをとりだして、
書類掲示の棚の前にある机の上に、コッソリと目立たぬように資料を立てかけた。

…さてどうなるコトやら?
ちょっとした期待感を身に纏い、作業着へ着替える為にロッカーへ急いだ。

就業開始。
早速ではあるが、各部署への物品配送の為に職場を空けなければならない。
大ベテラン上司と共に各建物を車で周り、物品の受取配達をしなければならない。
そのため、私がコッソリ持ってきた資料のある机は見る暇がない。

朝のミーティングの後、職場へ戻って荷物を車に詰め込んで外回りに出かけた。

ベテラン上司は口数少なく、今日はちょっと恐い感じがする。
少々緊張して荷物を車に積み降ろしをしながら各部署を廻る。
…途中、緊張しすぎて、とある荷物をどこでおろすかド忘れするヘマをした。
直ぐさまベテラン上司が指摘したので荷物を忘れる事はなかったが、
早くも雲行きが危うくなってしまい、空は晴れていたが、心は土砂降りだった(汗

そんなこんなで、転属3週目の私と大ベテラン上司とで、
綱渡り的な心情のままの配送作業を続けた。

小1時間で配送作業は終了する。
受け取った荷物を車から降ろし、職場に運び込む。
その間にベテラン上司が車を駐車スペースに戻しに行った。

外は暑かったが、自分は冷たい汗で無事に集配が終わった事に安堵する。
後は受け取った荷物の作業を行うが、それについては初めての経験なので、
上司が行う仕事の方法をよく見て学ばなければならない。
…朝一番はしくじったが、何とか挽回せねばと気合いを入れる。

上司が戻ってきて、各種書類や報告書作成、連絡等を確認する。
まだここらヘンは自分は不慣れで扱えないが、見て憶える事ぐらいはしたいと思った。

その後、事務手続きを済ませたベテラン上司が次の作業を説明し始めた。
無論自分は聞き逃さないように、その内容を傾聴する。

一通り説明が終わって仕事を始めた。
その中には自分の役目が含まれていない。
仕方ないので、その作業を見る事しか出来ずに、上司から付かず離れずの位置を保つ。

上司は持ってきた荷物を仕分けして、書類に記された番号と物品を照会しはじめた。
持ってきたのは十数枚のPCプリント紙で、細かい字がビッシリ記載されている。
その記載された一覧から物品の番号と記載番号を見合わせて内容を確認していく。

それがまた面倒だったらしく、見辛そうに顔をしかめてベテラン上司が確認していた。

しかしながら自分は見ているしかなかったので、次第に距離が近づき、
一緒になってプリント用紙を見始めた。

で、
上司が一言。
「おめぇいが、一生懸命見るんだったら、おめぇいが探せ!」
と、プリント用紙と伝票の束を私に渡す。

Σ(゚Д゚;エーッ! 自分?
と、驚くのもつかの間に、上司は場所を移動して次の作業を始めてしまった。

…なんか、逆効果だったのかしら:(;゙゚'ω゚'):
ますます状況が悪化しそうで、
何か、胃が痛(´Д⊂ヽ

とりあえず、一通り自分に科せられた作業を行う。
同じような番号がランダムに列んでいるプリントの一覧から、
該当する数字を探していくのは一苦労だった。
何か番号順序の法則性があればいいと思ったのだが、残念ながら解らなかった。

プリントの一覧を初めから番号を探し出し、
次が見つかっても、またプリントの一番初めから探さなければならない。
…面倒だが、その番号を探すのには地道な方法しか無さそうだ。
もしかすると購入年月日順だったのかもしれないが、探す手間の助けにはならない。

結局、午前中の休憩まで、もう一つの作業をする程度まで時間が掛かった。

休憩時間前に事務方の若手上司が職場に様子を見に来る。
この方もどちらかと言うと現場主義な感じで仕事の様子をよく見ていく。

で、
ようやくこの時になって、休憩のコーヒーを飲み始めてから、
若手上司が書類机の一画にある、私の資料群に目が行った。

「あれ? 本立てあるじゃない?
 なにこれ? 持ってきたの?」

…ああ、ようやく出番が来たんだなぁ、と思い、
自分が個人的な資料として、内容的には大したこと無いが、持ってきた、と言った。

そうしたら、ベテラン上司がチラリと本の表題を一見して、

「よせやい、そんなモノまで持ってくるなよ」
と、にが笑いした。

えーっと? ここは喜んで良いのかな(;^ω^)

ベテラン上司してみれば、そんなモノ見なくても熟知している事柄で、
わざわざ職場に持ってくるようなモノではなく、自分で苦労して憶えるモノだ、
と言う事だろう。

本に頼らずに我が身で憶えろと言う事か。

それでも、撤去せよ、と言う意味合いでは無かった。
むしろ職場にあるもっと難しい資料や図面を読め、と言う感じではある。

まぁそれでも、場は和んだ。

歓迎するとは行かないまでも、好きにしろ、と解釈する。
すなわち、この場所に自分の所持品を持ち込む事が出来た!
…つまりは、そう言う事だと思いたい。

おかげで、今週初めのコーヒーの味は、
苦くとも美味であり、嬉しい味がした。

転属から、まだ日が浅い。

それでも何とか浸透していこうと自分は思う。
出来る事や経験はまだ少なく、その手元はおぼつかないが、
その足下はしっかりと根付きたいと心の底で思う。

何時になったら1人前の仕事が出来るようになるか分からないが、
そんな先の事はともかく、とりあえず出来る事から頑張ってみようと思った。

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