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2009年5月13日 (水)

イヤホンのレビュー RH-ED1 と AH-C700-K

さて、これらのイヤホンもこなれてきたところなので、
チョットばかり使用感を。

前回交換したイヤーチップは本機用に戻しました。
また、使用機材がCDプレーヤー DENON DCD-S10Ⅲ。
ヘッドフォンアンプ オーディオテクニカ AT-HA2002。

初めに書いておきますが、
使用機材によりイヤホンから出す音も変化しますので、
上記の機器を使ったという前提で理解のほどをお願いします。

実際に、DAPやPHAPの組み合わせでもずいぶん音はかわりますし、
その人それぞれの環境にもよりますので、
レビュー記事を鵜呑みになさらないようにして下さい。
…まぁ、あくまで参考程度で(w

P1030002

まともや四つ折りにしていますが、
どちらもエクステンションラインは無くそのままストレートで、
RH-ED1が約150cm、AH-C700-Kが120cmです。
…まぁ、一際RH-ED1が長いのですが、
これは外でのリスニング用途とは考えていない事なのかな?

さらに共通事項。
どちらのイヤーパッドも柔らかくて薄めの物であり、
遮音性や装着感は良い方とはいえません。
出来る事ならば好みにあった物に買え変えた方が無難かと思います。

では、RH-ED1から。

イヤホン本体がプラスチックで見た目にも質感的にもチープに見える。
プラグもあまり良い物を使っているとはいえず、物の質はあまり良くない

音質は高音よりのフラット…と言うよりはスカキンと言うべきか迷うところ。
低音域は意外と下まで出ているが、音量は少ない。

高音:きつめであるが、シンバル等は気持ち良く鳴ってくれる。
    高音強調でもあるにもかかわらず、
         サ行についてはそれほど気にならない。

中音:明朗快活。
    中高音側に重心がある。そのためか出てくる音が軽い感じがする。
    立ち上がりが早いので打音がバシッと決まる。

低音:強調感が無く力強さに欠ける。
    ベースはタイトで響きは少ないが音が早い。
    前述通り、低域はしたまで伸びているようだが、
    普通に聞いている分には低音の出力能力はあまり良くないように思える。
    低音自体が全体の後に隠れてしまう感じ。(低音強調音源では前に出る)

定位:左右の位置表現は良い。しっかりと音源の位置がわかる。
    左右への広がりも、その広さ狭さを感じる事が出来る。

音場:ワイド。前後の距離感も良い。

分解能:良い。個々の音が手に取るようにわかる。
     ただし、低音の量がすくないので分解能自体が不自然に感じる。
     まるで自然音も加工された音のように感じる。

JAZZはベースが引っ込む。しかし、ブラスのブリブリ感は気持ちが良い。
全体的に音が早いので、個々の音の入れ替わり表現がしっかりと決まる。
女性ボーカルは声に張りがあり、明るい感になる。
他の音よりも前に出る傾向にあり、少し強めに主張される。
また、多少落ち着きの無いような雰囲気になる。

ヘヴィメタルはギターが格好良くギンギン鳴る。ベースもタイトで弛みがない。
ギター、ハイトーンボーカル、ドラムの打音等は強調されるが、
それ以外の音がついてこれず全体的な面白味に欠ける。
中高音の音圧が強く、音の中心が中音より少し上のあるため、
かなりうるさい感じの音になる。
全体的に明るすぎる音色。

次にAH-C700-K。

本体の高級感はもとより、プラグまで良く作り込んでいる。
外で使っていても恥ずかしくないデザインと質感を兼ね備えている。

音質は低音どっしり型。低音重視の音作りで他の音に比べて量が多い。
その割には中低音の弛みが少ないのでわりと自然に聞こえる。
しかしながら、全体的に柔らかめの音質なので、
人によっては締まりが無く、音のこもりを感じるかもしれない。

高音:伸びしろが少なく、響きに物足りなさを感じる。
    金属系の音が鋭くないので聴き疲れしない反面、
    高音が全体的に埋もれがちになってしまう。
    
中音:低音域に引っ張られ感じで、重厚な音になりやすい。
    それゆえ中音の厚みが感じられて、場の雰囲気が出る。
    中低音域に弛みが少ないので、割と自然に耳に入ってくる。

低音:他の音に比べて音量が大きいのだが、全体的なバランスを取り、
    それでいて低音を響かせるような鳴り方をする。
    量の割には意外とタイトでいやみな音の出し方にはならない。
    しかしながら、低音自体は下限の方までは強く出ていない。
    重低音は弱い。

定位:左右の分解は悪くないが、全体的に中央よりに音が出る。
    多少、後方から音が出てるような気がする。

音場:ややナロー。距離感の表現はあまり良くない。

分解能:甘めだが、小さな音も拾うので筋のとおった音に聞こえる。
     ただし全体的に、個々の音の分離はそれほどよくない。

JAZZはベースが少しブーミー。もう少し締まりがあってもいい気がする。
低音の響きが前に出てしまい、弦さばきの表現は良くない。
ブラスもイマイチで音を前に跳ばすような表現もあまり良くない。
女性ボーカルは質量を伴って、しっとりと落ち着いた感じになる。
ゆったりとした雰囲気が出るが、その分スピード感はイマイチたりない。

ヘヴィメタルは全体的な音圧が高くてギャンギャンなる感じ。
全体的に迫力があり、ボーカルは前の方に出てくる。
しかしながら、ギター、ベース、ドラム等がお互い反発しあって、
自己主張している感じになり、まとまりが無くバラバラな音作りに聞こえる。
そのため音楽の方向性が見えてこない。
激しい音だが、聞いていて疲れてしまう。

以上、こんな感じになりました。
先に書いてある通りイヤーピースを交換すると音質もかわるので、
(これについては「百円イヤーピースの実力はいかに?」の記事参照)
この二つのイヤホンについては音質改善の余地は幾らでもある。

さらにRH-ED1については慣らし足らないのかもしれない。
もっとエイジングを進めればもっと落ち着くような気がする。

いずれにしろ、この特徴的な二つのイヤホンは、
まだまだ私を楽しませてくれそうだ。

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