« 壁の穴は小さいか? | トップページ | 朝のチィーナさん »

2009年4月10日 (金)

Trial and error

計測して、その結果をもとに調整。
そしてまた計測してその結果から判断。
合否を決めて次に進むか、再調整か。

そんな仕事がこのところ続いている。

作業指示書には規定範囲と調整方法が書いてるはずだが、
たまに想定外のエラーがでたりして、そこでどうするか悩む。

まぁ、普通にホウレンソウ(報告連絡相談)なのだが、
たいていはそこから先に進んで技術検討してもらい、
その処置方法を指示されてから作業を行う。
こういう場合は文章による指示が出るのが普通だ。

…(;´Д`)いや、まぁ、それが普通の職場ならネェ。
ウチの職場での作業は工場内どこを探してもオンリーワンなところ。
そんなときに想定外がでると二進も三進もいかなくなる。

そう、今やっている作業がまさにそうなのである。
ソレは下限値を下回ることがあると言うことが大前提としているモノなので、
コレが上限値が上回ったときの想定はされていない。
実際、その「モノ」は理論上、上限値を上回る事態が出ることはあり得ないはずで、
そのモノの持つ他のスペックを満たそうとすると、
今問題にしている部分は次第にその計測値は下がるようになる。

たとえが悪いが、わかりやすいように解説すると、
風呂のお湯を必要な量にするのに今は水しかないので、
そのために水を入れると湯量を満たすことが出来るが、風呂はぬるくなってしまう。
…まぁ、そう言う理論だと思って欲しい。

すなわち、コレだと下限値を下回る以外の状況は存在しないことになる。

ところがどっこい、どこにでも例外と言うのはあるモノで、
計測してみたらソレが上限値を上回る数値が出てしまった。
例えから解説すると、お湯に水を入れたら熱くなった、と言う感じか。
…まぁ、コレは極端な例えなので、私が担当した作業とは関係はない、あしからず。

ソレであっても、私としてはソレの可能性はあり得ると考えていたので、
この結果については、どちらかというと心の中で「ソレ見たことか」と(w

以前にそういう可能性を考慮した調整方法が必要だと言っていたのだが、
返ってくる答えはそんなことはあり得ないから考えなくていい、だった。
でも現実に計測してみたらそういう「モノ」が見つかったわけだ。

だから当然、上司とホウレンソウ(笑
そして対処の仕方について技術部門に件を上げて指示を待つが、
返ってきた答えは「規定になるまで調整して」とのこと。
(´・ω`・)エッ?なんですと、どうせいっちゅうねん? 方法は?

「下限が下回ったときの方法の逆で良いんじゃない、それでやって」
( ゚Д゚)ハァ?そりゃぁ、その場合の方法自体にもスペックは有ったんだけど、
今回の問題ではそのスペック使うと逆に上回るのヨ?

「まぁ、だから、上手いことやって」

……
………
щ(゚Д゚щドーン!状況をブン投げやがったぁ。

イヤイヤ、マテマテ、俺。
そういうことも有ろうかと想定はしてたが、
誰か一人でもこの件を考えたヤツはいなかったのか?
天下の川重だぞ? こんなこと頭一捻りすれば解る問題だろうが!
コンチクショー! 責任者出てこい!(# ゚Д゚)

………いや解っているんだ、彼らの実情は。その納得のいく理由が。

ようするに調整法を記した作業根拠となる書類が無いのだろう、社内的に。
そのために会社として認められた作業基準がないモノは、
作業指示責任者の了承が必要な調整方法としては認められない、と言うことだ。
たとえ調整方法が解っていたとしても根拠を明記されたモノがなければ、
誰もソレを正式な手順として承認することが出来ない。

まぁ、初めにマニュアルありきの世界である。
書いていないことは「存在」しないのだ。

でも「存在」しちゃったんだから、何とかせねばならないよなぁ(´Д`;)
だから結局、現場判断でなんとかしろと…

ソレでそのまま問題提起したところにグルッと回って帰ってきた。
帰ってきたモノには何も付随することなく、そのままのカタチで手元に戻ってきた。
…投げたボールにゃドロも付いていやしねぇ(w

いや、やりますよ。
どこぞの歌にもありました、「プロに出来ぬの文字はない!」

まず考えろ。
ソレを調整して下限を下回るような事になるのはバカがすることだ。
スペック範囲から外れないようにモノを下げていく。
そのために必要なアレは此処には無いから、
まずはソレを作るところから始めなければならない。
…だからそのための計算式は………ブツブツ………

'`,、('∀`) '`,、前例がないところに踏み込むのは楽しいね。
何せ、自分が先駆者になるのだし、そのノウハウは自分しか知らない。
まさに「Trial and error」、努力した分、身になるというもの。

………

とりあえず結果は出した。
若干、作業が残った状態での終業時間となってしまったが、
調整法を取得出来ただけでも十分な結果だと思っている。

…でもさぁ、コレ失敗してたらどうなってたんだろ?
そういう責任もやっぱり「ぶん投げ」だったのかなぁ(((;゚Д゚)))ガクブル

|

« 壁の穴は小さいか? | トップページ | 朝のチィーナさん »

工場」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/536470/44629993

この記事へのトラックバック一覧です: Trial and error:

« 壁の穴は小さいか? | トップページ | 朝のチィーナさん »